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ちょっと疲れて、今日は早く寝ようかともう風呂とかも済ませて、そんな時。
でも、エースの声を聞けるのは嬉しいマルコ。
「ルコ!」
「ああ、どうした」
繋がった!の瞬間に叫ぶもんだから、エースからの電話の始めは、
だいたい「マルコ!」が途中からしか聞こえなかったりすると可愛いです。
エースはルフィのもと(実家?)に行ってて暫く居なくて。
もう何日か、直接逢ってないので、声が聴きたくなってかけたエースですが、
なんせ溺愛する弟と一緒に居る数日間だったので、話すことのほとんどが弟のことです。
こりゃあ暫く止まらないな、と覚悟したマルコは、やりかけてた事を片付けたりしながら聞いてます。
…マルコが何かしながら肩と顎で受話器を挟んで電話してる姿、堪らなく興奮します(私情)
あとは寝るだけの状態で寝室に篭り、ベッドに座って、暫くして寝転んで、
ずっとエースの声を聞いています。内容はともかく。
で、目の前に居るときに、弟の話ばっかりされたら、なんだか面白くなくてその口塞いでやろうか、とか考えるし実際そうするのに、今日はただただ楽しそうに話し続ける声が心地いいなとぼんやり思って。
マルコさんだいぶおねむですねこれ。
その心地よさの中で、襲い来る睡魔。
少し名残惜しく思いながらも、欠伸が止まらなくなってきたので
「エース」
「ん?」
「は…(欠伸)」
「…マルコ?どした?」
「何でもねェ…悪ィな、帰ったらまた聞かせろい」
「え」
「おやすみ」
プツ、ツーツー…
そんな感じで電話は終わり、マルコは夢の中へ。
で、夜明け前。
ドタドタいう音で目を覚ますマルコ。
「ん…エース…?」
「マルコ!」
「お前…なんで此処に」
「大丈夫か!?」
「…何が」
「何がじゃねーよ、泣いてたろ?」
「はァ?」
「あれ?違うのか?」
「…何言ってんだ」
「だってよ、切る時の声ヘンだったし…ルフィの話黙って聞いてくれてんのも珍しィっつーか、なんかあったかと…」
「お前…よくそんな想像出来たもんだよい」
ただ眠かっただけのマルコ、まさかの勘違いに唖然です。
でも、ふと時計みて更に驚いて。時間から推測するに、電話の後すぐに飛び出したものの途中で電車が無くなって、そこからは自分の足で帰ってきたんじゃないかと。
で、そう思って改めて見たら、汗で額に前髪が張り付いてるのに気付いて。
それを指先で梳かしてやって
「それで帰ってきたのか?」
「…そうだよ」
「ありがとうよい」
「…おう」
「お前が足りなくて、泣いちまう所だった」
「ふは、ウソつけ」
で、引っ張り込まれてしまえばいいよ。
「おれ、汗、かいて」
「関係ねェ」
的な感じで。
エースが誤解しちゃった理由に、
自分自身が、マルコに逢いたくてしょーがなくなっちゃって電話したからってのがあればいい。
あ、寝起きで電話をとったマルコを、
体調が悪いんだと思ってプリンとかポカリとか食材買い込んで訪ねるエース、
とかでもいいな…むしろそっちの方が有り得るな…と今更思いましたー。
[しずまる]
マルエーに漫才をさせてみようの巻(え)
―表のみが飾られた板の裏側、唯一立派な扉の前に立つ。
着慣れないスーツのちょっとした窮屈さが、今は心地良く気を引き締めてくれる。
隣に立つ姿が、揃いのデザインの筈なのにずっとスマートに見えるのが少しばかり癪で、そして誇らしい。
扉が開き、けたたましいほどの出囃子。
スポットライトの中に立つセンターマイク。
それ以外に何もないみたいな、それを目指して小走りに進む。
出囃子や止んで照明が切り替わる、と、存外大勢に囲まれてるんだと分かる。
見てな、今から4分、おれ達の時間だ―
2「どーもー」
M「バナナでーす」
A「メラニンでーす」
M「2人合わせてー」
2「シュガースポットでーす」
2「……」
M「…おまえだろい」
A「あれ?そっかえーとォ」
T「だァーもー、いっぺんヤメ!」
A「サッチー」
T「エース、お前何回忘れんの」
A「だって最初のアレ聞いてる内に忘れちまうんだって。アレ何?」
T「雰囲気作ってあげてんでしょーが!つーかマルコよォ、お前もフォローとかさァ。ったく、お前らやる気あんのかよ」
2「……」
T「ねェのかよ!」
A「なァ、これ面白いのか?」
T「面白ェに決まってんだろ失礼な!」
A「よくわかんねェ下ネタばっかだし…」
T「このお子ちゃまめ…」
A「大体、なんでマルコがバナナなんだよ、パイナップルだろ!」
M「おい」
T「仕方ねェだろ、シュガースポットでバチッと来ちまったんだから」
A「はァ?」
T「いいからもう一回」
M「…エース、お前のメラニンってのも、意味分かってんのかよい」
T「あー、わー!!」
A「メラメラな人間だろ?おれじゃん!」
M「…サッチ」
T「……ハイ」
オヤジが見たがってるとか言われて結成したシュガースポットは、
稽古段階で解散、日の目を見ることはありませんでした。
シュガースポットが踏むはずだった舞台(宴の余興)には、
目元に傷があって髭が特徴的な、なんか知ってる気がする男が出てきてスベリ倒したようですが、
元シュガースポットの2人は、その頃部屋に籠っていたので、それを見ることはありませんでした。
「はっ、なァ…シュガースポットって、なに」
「ん?…こういうのだ」
「ひゃ、っはは、顔擽ってェ」
「熟れ具合のバロメータなんだと」
「ぁ…う」
「存外、間違いでもねェかもなァ?」
※シュガースポット=バナナの表面に現れる、黒い斑点です。熟成のバロメーターで、これが現れてるバナナは甘いのだそう。
漫才ネタとか書ける才能があればいいのにー。
芸人さんて凄いなぁ。
名乗りの部分は私が考えたのではなく、友人達の掛け合いほぼそのままです。
あまりに秀逸だったので、許可を得てネタに使用させてもらいました。
もう、あの子達大好きだ!
[しずまる]
昨日の妄想より。
やっぱりお化け屋敷とか肝試しみたいな、夏ならではな感じのもさせてみたいなーと思いました。
でも、ですねー。
お化けにビビるエースも可愛いけども、
やっぱりそんなものに動じないエースが良いかなーという気持ちもあり…。
なので、ビビらせようとするマルコと、ビビってくれないエース、とかどうですか。
白ひげ海賊団、停泊した無人島で、肝試し大会を始めます。
選ばれた隊長達が驚かす役で、新参者とか隊員達の肝を試す、的な!
ふはは適当だ!
ともかくエースは、隊長になる前だか、なったばかりだか、試される側の者。
ステージは暗い洞窟かなー。
サッチは、ノリノリで正統派肝試し的な仕掛けを作りそう。
骸骨を置いたり、こんにゃく吊るしたり、自分も特殊メイクで登場。
エースは、指先に灯した火で進み、飛んできたこんにゃくは躱して焼いて、食物と気付けば食べて。
出てきたサッチを「ぶっはは!フランスパンお化け!」つって笑い転げつつクリア。
イゾウは、本人そんなに乗り気な訳じゃない風にしてるけど、和モノの妖怪的ないでたちで。
わりと皆ビビるもんだから、途中から存外楽しんでて、
でもやっぱりエースはビビらず、「おおー、あんた何やってもなんかキレイだな!」って笑顔でクリア。
ジョズは、手作りのドールをずらりと並べた空間でお出迎え。
怖い。こういうノリの時だけ登場する、何故かオトメン設定な彼。
でも「すげェ、器用だな!!」ってやっぱりクリア。嬉しそうなジョズ。
そんな感じで、次々とクリアして、
最後に待ち受けてるのがマルコ。
これまでの誰よりもノリノリな肝試しを仕掛けてきたらどうしよう。
大体の傷は後で自己再生出来る特性を活かして一旦負傷して、大分リアルなゾンビで現れるとか…いや、どうだろうか…。
もしくは、普通の肝試しらしい事は他の隊長に任せた、めんどくさがりパターン。
洞窟の奥から風を感じて、もう出口か!と気を抜きそうになるエース。
と、
「待てよい、エース」
どんな格好かと身構えたけど、現れたのは普段通りのマルコ。
「簡単に通しちゃァやれねェな」
「あれ?」
「どうした」
「どうしたって…あんた、フツーじゃん」
「悪ィかい。おれはおれなりに…お前の肝っ玉、試させてもらうよい」
「…面白ェ」
戦闘開始ー。とか。
んー、でもやっぱマルコとエースが並んで歩いてる図がいいなぁ。
しかしお化け屋敷だろうが肝試しの洞窟や森だろうが、2人ともビビらず、なんならエースは笑いながら歩いてて、街を歩いてるのとそう変わらない。
エースが楽しそうなのはいいんだけど、ビビってくっついて来るエース、みたいなのを少しは楽しみにしてたマルコにしてみるとちょっと期待ハズレで。
暗がりの中、不意に立ち止まるマルコ、どした?って同じく立ち止まったエースを、通路から死角になる所に引っ張り込みます。
エースはビビってはくれないけど、挑発には乗ってくれる。
なんやかんやでそのままにゃんに持ち込んじゃうマルコ(結局)
「怖ェかい」
「は、ァ?」
「震えてんぞ」
「…ちが」
「ああ…なんだ、悦んでんのかい」
「ッ馬鹿やろ…」
的な!
人も通るしドッキドキだね☆
白ひげ海賊団の肝試し中に持ち込んだ場合は、マルコの方が怖いから、その前を通過する時が皆にとって最も肝が試される瞬間だったり…。相変わらず迷惑な話である…。
[しずまる]
まさかの、セミ、引っ張ります←
昨日のブログを上げた後、再び外へ出たんですが、
そしたらまぁ時間的に小学生達も帰路についた後のようで、
少し日が落ちてきたからかそんなにセミの声もせず。
で、油断して歩いてたらですね、
木から落ちたんでしょうかね、もう少しで亡くなってしまうのかも知れない、
そんなセミさんの傍らを通りまして…そしたら、
ジジジジジジジジジジジッ!!!
って、
皆さんも経験ありますでしょうか、
なんかネズミ花火みたいに足元ぐるぐるするんですよ彼。
もう…超ビビリましてね。
で、
子供たちのセミ採りに混ぜて貰って、はしゃいで遊んでその日の夕方とか、
仕事終わりのマルコを迎えに行く形で途中で落ち合って一緒に歩いてて、
その公園を通って。
「今日ここでセミ採ってさー」
「セミ?」
「ああ、虫カゴにこんないっぱいでな」
「…持ち帰っちゃねェだろうな」
「ちゃんと放したよ!」
「そうかい……お前、虫籠なんてどうした」
「ここらで遊んでる奴らに混ぜてもらったんだ!」
「…そうかい」
突っ込み所かなっていうポイントをいくつか、引っかかりながらも聞いてるマルコ。
エースは、どのへんで採ったなーとか思い出しながら超上向いて歩いてて、
「でさ、今度はカブトとかも採るっつっててあいつら
『ジジジジジジジジジジジッ!!!』
うわっ!?」
驚いて飛び退いて、思わずマルコに抱きつくエース。
とか可愛いなぁ。
思わず抱きつく、って言ったら、
ベタですがお化け屋敷とか、肝試しですよねー。
「こんなの平気だって!」
っつって行きたがるけどビビるエース。
…ビビるかな…?
基本的に何が現れても笑ってはしゃいでそう。
うーん、驚いて抱きついて、
みたいなのはやっぱりこういう吃驚がいい気がします。
[しずまる]
ちょっと公園を通ったら凄い鳴き声で、
虫取り網と虫カゴを持った小学生くらいの子供たちが5、6人はしゃぎ回っていて、
なんというか、夏だぜ!!って教えられました。
あんな光景をエースが見たら、ものすごくうずうずしてしまうに違いない。
子供が追いかけて逃げたセミが、ちょうどこっちに飛んできたもんだからジャンプで採ったりして(すごいな)
子供たちはうおおおおお!!って、ヒーローを見るような眼差しで。
ゆるく握った手の中でジジジジ言ってるそのセミを、取り逃がした子に差し出して、
「ほら」
「え、くれんの!?さんきゅー兄ちゃん!」
「おう。あ、その代わり」
「えー、なんだよ」
「おれも混ぜてくんねェ?」
で、子供たちに混ざってセミ採り。
なんかちょっと想像したくないくらいいっぱい採りそうだな…おえ。
セミは持って帰ったら鳴き声的にマルコに怒られそうだし、全部放して帰りそうだけど、
カブト虫とかクワガタだったら嬉々として持ち帰って自慢しそう。
大事に飼うっつって飼い始めて、でもたまーに餌がカラッカラだったりして
(…仕方ねェな…)
ってなんだかんだでマルコも世話してあげるんだきっと。
あ…そんなマルコは、観葉植物を大事にしてたら可愛い。
パイン的な、南国的な形の植物を。←
マルコが出張で居なかったりする間、
よかれと思って栄養剤なもの与えすぎて枯らしちゃったりするエース。
ものすごい焦って、絶望して、ぷるぷるしながら謝ったら、ちょっと怒られるけどそれから正しい世話の仕方を教えてもらって、頑張って面倒みてたら新しい葉を出して息を吹き返す観葉植物。
その回復をそれはそれは嬉しそうに報告するエース可愛いいい。
いつの間にか逆に、マルコが水をあげようとしたら、
「あーダメだって、まだ早ェよ!」
とか言い出す感じになって。
マルコはすっかり世話をさせてもらえなくなったけど、代わりに何かとエースの世話を焼いているのでまあ良いか。っていう。
マルコは知りませんが、
エースは、その観葉植物を、マルコJr的な意味で
「ちびマルコ」と呼んでいます。(えー)
[しずまる]