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Password:ひとつなぎの大秘宝 Act-5
悠樹純の連載の続きが届いてました…!
アップが遅くなってしまった、ごめんなさいっ

まだちょっと寒かった頃の感じでお楽しみくださいませ〜

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ペンキ屋4
出来心のペンキ屋さん、やっと最終回ですー
すみませんでしたっ

色んな意味でベタベタな2人が書きたかった、だけだった…


[しずまる]

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ついに今日だぜ誕生日
古めかしく薄茶けたラベルをこちらに向けてずらりと並べ、険しい顔で暫しそれらを眺めてから、その内の一つを選んで栓を抜く。
首を掴んでぐびりと一口煽ると、この時を待ち望んで濃縮されていた薫りに満ち、喉を通る深紅がそのまま血となり染み渡るような充足感があった。それなのに、いや、だからこそよりいっそう不機嫌を露わに、マルコは瓶をぶら下げて部屋を後にする。
探し回ってやる手間などかける気にはならず、通りがかった人影を呼び止めた。
おい、とかけた声に振向いた相手は自隊の隊員だったので、マルコが改めて名を呼び直すと、まだ入って間もない彼は僅かに緊張した様子でけれど少し嬉しそうでもあり、言外に現れる憧憬に触れて、マルコの険しく寄せたままであった眉間もほんの少し緩んだ。

「一番騒がしいのは何処だい」



食堂は、おおよそ予想した通りの様子だった。
いくつもテーブルを抱き込んでがやがやと騒がしい一団を見回す。
何時だろうと目的が何であろうと、初めに探すのはエースだ。けれどどんなに煩い場所でも聞き分けられる声は此処に無く、皿に突っ伏す姿も無い。
てっきり一緒になって騒いでいるものだろうというあてが外れて、小さく息を漏らしたところに、

「なァんだ、お前かよ」

けっ、と大袈裟に吐き捨てて、ならば出て来なければ良いだろうにサッチはわざわざ宴の輪を抜けてやって来た。
黙って横をすり抜けようとすると、すれ違う筈の瞬間サッチはぐるりと身体を返して、無遠慮な力でマルコの肩を抱く。
大人しく離れない事も知っていても、厚かましく体重を預けて来る事も良しとはせずにマルコは幾度か突き放し、やはりサッチはそれでも幾度でも凭れようとする。
結局2人連れ立って隅の席に移るまでの一連は、傍からすれば立派な予定調和である。
テーブルを挟むと、それぞれに、ただ自由に酒を煽る。
サッチはすっかり出来上がった上機嫌で、遠巻きに、中程で盛り上がる兄弟達の様子を眺めていた。
マルコと同じくらいに酒に強い筈だが、雰囲気には滅法酔い易いのだ。
それをマルコが、単純だな、と言えば、ロマンチストなのだ、と返る。そして、そうかいナルシスト、と続けた後には大喧嘩。そんなやり取りを、若い頃には繰り返したものだった。

「…何度目だったか」
「さァ?おれァ永遠の17歳ですから」

ハッ、とどちらもがくだらなそうに笑って、
それから漸く、木製のジョッキと硝子瓶の底を鈍い音でぶつけ合った。


 

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ペンキ屋3
またちょびーっとしか進みませんでした!
まだ続きますよっ!!
なんて開き直ってみちゃったりなんかしちゃっ……う、うっ…

ああ…こんなにだらだらするつもりでは…


すみません、
こんな調子なのに反応くださった方ありがとうございます!わーん!
ちゃんと終わらせてからお返事させていただきますねっ!!


[しずまる]

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ペンキ屋2
なんか一服盛られたんじゃないかと疑わしいほど眠くて、
ごめんなさい、もう今日これ以上続かない…

こんなちょっとしたので何日もすみませんんん

[しずまる]

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プロフィール
HN:
とど”まるこ”とをしらない人達
年齢:
14
HP:
性別:
女性
誕生日:
2010/11/22
職業:
モビーディック観察
趣味:
妄想
自己紹介:
マルコがエロ過ぎて心がやす”まるこ”とがない やすまると
マルコが男前過ぎて萌がしず”まるこ”とがない しずまるです。
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