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今月もマルエーの日おめでとうございまーす!
今日の妄想も沸いてまーす!
海辺…良いですよね。
やっぱ夏は、限パロな2人にも海に行って欲しいものです。
エースは、ビーチバレーやらビーチフラッグやら、浜辺でやるスポーツ似合うし万能そうです。ストライカーに乗ってる姿のイメージもあるし、サーフィン、水上スキー、ヨットとかなんでも似合うな畜生!
エースが、夏場よく近くの海へ繰り出して、そういった海辺の競技に興じていたりとかして…海の家でバイトしてて、シフト前後や休憩中に隙あらばそういう事して遊んでたり、とか良いね。
何をやらせても上手いし、すぐ中心に入っちゃうエースは、ちょっとした有名人。
で、バイトはいつものようにバイト入る前にひと遊びしようと早く繰り出すんだけど、なんか仮設ステージとか、なんかのスタッフらしき人たちがわやわやしてて、自由に遊べない感じになってて…
「んん?今日なんかあったっけ」
「ようエース、お前何に出るんだ?」
「!あーそっか、ちぇー。おれは出ねェよ」
今日は、ビーチ競技の大会なのでした。あ、会話の相手はモブさんです。
趣味でやってるだけだし、競技も色々と気楽にやりたいから特にチームに属してる訳でもなく、その時その時で色んなチームにフラッと混ぜてもらって遊んでたエース。
なので大会に出場するつもりはなくて、
(仕方ない、仕事まで飯でも食うかー)
とバイト先でもある海の家に行き、焼きそばとかにありつこうとしたその時。
「エース!頼む、ウチに助っ人で入ってくれ!」
駆け込んで来る、何度か一緒に遊んだことのある男。
で、エースの返事より早く、
「いやウチに!」「汚ェぞ、ウチにだ!」
と、色んな競技の色んなチームから勧誘が殺到。
多分、それなりに賞金とかも出る大会なのでしょう。
最初に言葉を交わしたモブさんからエースが居るのが広まって、的な。
「好きなだけ焼きそば奢ってやるから!」
「ほら、フランクフルトだ!」
次々と食物で釣ろうとする男達。
呆気に取られる内に、彼ら同士の喧嘩が始まりそうでエースは慌てます。
バイト先でもあるから、そうなったら自分も怒られちゃうしね、きっと。
「待った待った!…どーすっかなァ」
参ったと頭を掻いて考え込んで、
「あ」
なにか思いついたようにニカッと笑って、腕まくり
「んじゃお前ら、おれと勝負しようぜ」
勝った奴に付いてやる、と不敵に笑ってテーブルに肘を付きます。
そんな訳でエース自身を賭けた腕相撲大会開催。
それなりの大騒ぎですが、男達が次々とエースに献上する食料を購入するので店側も黙認。
片っ端から敗退していく男達、エースの前に積み上がっていく戦利品(焼きそばやたこ焼きやフランクフルト)。
もう誰も勝てないのか、と思われたその時。
「面白ェ事してんじゃねェかい」
「!…マルコ…!?」
この時、挑戦者・敗退者・野次馬などモブの皆さんは素晴らしい団結をもってざわざわっとしてくださいます。
もうね、マルコさんは、大会の審査の為にやってきてたプロ選手だったりとかすればいい。
モーゼのように人垣に道が出来、エースの前に進み出るマルコ。座って、肘を付いて、エースの手を握ります。
エースは、雑誌やなんかで見たことある人といきなり腕相撲っていうシチュエーションにえええってなるけど、勝負となれば気を落ち着けて気合を入れて、ぐっと握り返します。
モブさんの掛け声と共に勝負スタート。
渾身の力を篭めるエース、スタート位置から全く動かない拳、睨み合う黒と蒼の瞳、
「…なかなかやるよい」
「くっ…そォおぉお!」
しっかりとエースの全力を受け止めてから、ふと細められる蒼、次の瞬間、気合の声も虚しくテーブルに叩きつけられる、エースの手の甲。
どよめくモブさん達。
「……あああああ、ちっきしょ!やっぱ強ェんだなァ」
そのままテーブルに突っ伏して、悔しがりつつも潔く負けを認めるエース。
「残念だったな」
に、と笑ったマルコを視線だけで見上げて、もう一度畜生と呟いて、
「おれの焼きそば…」
戦利品が積み上がるうちに、趣旨を忘れてたエース。
集まった食い物が奪われてしまう、と、悲しげに洩らした声に、マルコは笑って、
「っは、そんなもん要らねェよい」
「へ?」
握られっぱなしだった手を引っ張られて立たされるエース。
再びどよめくモブさん。
「え、え!?お前ら、それ食ったら殺すからな!」
混乱しながらも、戦利品の確保を叫びながら連れ去られるエース。
「何処いくんだよ!」
「いいから付いて来な」
「なんで、あんた審査員だろ?」
考えてみれば、腕相撲に参加した意図からして理解できないし、喚くエース。
多分マルコさんは、海まで来たのに審査だけとかつまんねぇなーって感じだったのだと思われます。大会出場者達がこぞって誰かを自分のチームに引き入れようとしてる雰囲気が伝わったりして興味惹かれて来たのですかね。
そんで、見てみたら思った異常に可愛かったのです。
マルコはやっと振り返ると、悪い感じに笑って
「お前は、賞品だろい」
あんぐりしてる間に連れて行かれた先で、
特権的なもんで大会前の会場で遊ばせてもらったり、
美味しいもの与えられたり、バイト時間まで楽しくデートすればいいさ!(投げた)
だって野郎共にモッテモテなエースが書きたかった!!←
すみません!!
[しずまる]