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2024.11.19 Tuesday
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海を越えて
2011.10.03 Monday
先日の、いつもながら阿呆な話から、
マルコが、語学の教師である…あれ、もしかして異国人?
と思ったらまた違うお花畑が見えました。
使用言語の違うマルエー。
なにかしら国際色の強い環境(ざっくりだな)で出会った2人。
マルコに(特に他意無く)声をかけようとしたエース。
それより、ちょっと早く話しかけて来た別の人に応対するマルコ。
それは、エースには殆ど解せない言語で。
ああ、話せねェや、ってなるエース。
別の人との会話を終え、ふと、その後ろに留まってるエースに気付いたマルコは、
何だ?って感じで少し首を傾ける感じで促す。
その感じが思いの外優しくて動揺したエースは、反射的にマルコの使ってた言語で唯一知ってる、挨拶くらいの言葉だけ投げつけて、ぺこりと頭下げてUターン。
逃げ出そうとしたら、背中に、同じ挨拶を返されて。
少し振り返って、にへって笑って、去っていきます。
それにマルコもやられます。
それから、暫く。
マルコと、ちょっとでも言葉を交わせたらいいなと思うエースは、
その言語をちょっと頑張って勉強してみたりして。
今日は、『急に寒くなったな』って言う、とか
今日は、『腹が減ったんだ』って言う、とか。
仕入れたばかりの一文と、挨拶ってカードだけを握りしめて、マルコに対峙するのを日課にしていくエース。
マルコから帰って来る言葉は、当然理解の範疇外なので分かりません。
自分が覚えたての言葉を投げつけ、マルコの返した言葉(というか声)を聞いて、挨拶と笑顔残して去っていくエース。
可愛い。
ある日、
いつもの用に、覚えたての言葉を言いに行きますが、マルコの前まで来てど忘れします。
「あれ…なんだっけ…。うわ、待ってな」
わたわたエース。見守るマルコ。
「えーと…頭…が、testaだろ…えーと」
「…何が聞きてェんだい」
「や、あんた髪何処で切ってんの、って……はぁあ!!??」
「おお、どうした」
「どうした、じゃねェよ何喋れてんの!?」
マルコが喋った!!!
と吃驚なエース。
マルコは、エースの方の言語もそれなりに解せるのでした。
「何で今まで…」
「お前があっちで話しかけて来るからよい」
「や…教えろよ…」
でも実は、マルコも、得意な程ではなくて。
エースに影響されて、より勉強したりとかして、今に至るんだったりしてね。
うわー恥ずかしい、って言ってるエースが本当に恥ずかしさに転げそうになるのは、
いつか言う事があるだろうかと、出来心で調べていた言葉を、マルコから聞き取る時です。
そう、マルコの母国語で、
お前が好きだ、と。
なんだこの終わり方…
[しずまる]
マルコが、語学の教師である…あれ、もしかして異国人?
と思ったらまた違うお花畑が見えました。
使用言語の違うマルエー。
なにかしら国際色の強い環境(ざっくりだな)で出会った2人。
マルコに(特に他意無く)声をかけようとしたエース。
それより、ちょっと早く話しかけて来た別の人に応対するマルコ。
それは、エースには殆ど解せない言語で。
ああ、話せねェや、ってなるエース。
別の人との会話を終え、ふと、その後ろに留まってるエースに気付いたマルコは、
何だ?って感じで少し首を傾ける感じで促す。
その感じが思いの外優しくて動揺したエースは、反射的にマルコの使ってた言語で唯一知ってる、挨拶くらいの言葉だけ投げつけて、ぺこりと頭下げてUターン。
逃げ出そうとしたら、背中に、同じ挨拶を返されて。
少し振り返って、にへって笑って、去っていきます。
それにマルコもやられます。
それから、暫く。
マルコと、ちょっとでも言葉を交わせたらいいなと思うエースは、
その言語をちょっと頑張って勉強してみたりして。
今日は、『急に寒くなったな』って言う、とか
今日は、『腹が減ったんだ』って言う、とか。
仕入れたばかりの一文と、挨拶ってカードだけを握りしめて、マルコに対峙するのを日課にしていくエース。
マルコから帰って来る言葉は、当然理解の範疇外なので分かりません。
自分が覚えたての言葉を投げつけ、マルコの返した言葉(というか声)を聞いて、挨拶と笑顔残して去っていくエース。
可愛い。
ある日、
いつもの用に、覚えたての言葉を言いに行きますが、マルコの前まで来てど忘れします。
「あれ…なんだっけ…。うわ、待ってな」
わたわたエース。見守るマルコ。
「えーと…頭…が、testaだろ…えーと」
「…何が聞きてェんだい」
「や、あんた髪何処で切ってんの、って……はぁあ!!??」
「おお、どうした」
「どうした、じゃねェよ何喋れてんの!?」
マルコが喋った!!!
と吃驚なエース。
マルコは、エースの方の言語もそれなりに解せるのでした。
「何で今まで…」
「お前があっちで話しかけて来るからよい」
「や…教えろよ…」
でも実は、マルコも、得意な程ではなくて。
エースに影響されて、より勉強したりとかして、今に至るんだったりしてね。
うわー恥ずかしい、って言ってるエースが本当に恥ずかしさに転げそうになるのは、
いつか言う事があるだろうかと、出来心で調べていた言葉を、マルコから聞き取る時です。
そう、マルコの母国語で、
お前が好きだ、と。
なんだこの終わり方…
[しずまる]
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