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2024.11.20 Wednesday
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エースおめでとう…!
2012.01.02 Monday
マルエー年で、
エースの誕生日に続き、
今日はマルエーの日ですね。
なんて幸せなんだ正月!
エースも、昨日はたっぷり甘やかしてもらった事でしょうね。
そんな夜の話。
やすまるの漫画の続き、ですね。
あの漫画が大変気に入っているので、とても蛇足な気しかしないのですが…。
書こうかなって言ってたので、本当にちょびっとですが、続きに書かせていただきますです。
ちなみに珍しくアレなシーンですが、あえてソフトにします。すみません。
[しずまる]
エースの誕生日に続き、
今日はマルエーの日ですね。
なんて幸せなんだ正月!
エースも、昨日はたっぷり甘やかしてもらった事でしょうね。
そんな夜の話。
やすまるの漫画の続き、ですね。
あの漫画が大変気に入っているので、とても蛇足な気しかしないのですが…。
書こうかなって言ってたので、本当にちょびっとですが、続きに書かせていただきますです。
ちなみに珍しくアレなシーンですが、あえてソフトにします。すみません。
[しずまる]
じゃれ合うみたいに互いを引き寄せるのが好きだ。
触れた時には違った体温が、同じに熱くなっていくのが嬉しい。
もっと声を聴きたいと思い、言葉を交わしたいと思い、けれどその間も惜しいと思う。
ジレンマの中で結局、言葉どころか呼吸さえも奪い合う、この閉塞感は幸せでしかない。
は、と隙間に漏れたエースの吐息は苦しげな癖に、まるっきり嗤う時のそれでもあった。
「溺れるって…こーゆー、ことかよ」
この言葉はつまり、そう形容出来る程の欲情を白状したようなものだったが、エースがそれに気付くことはなく、含んだ笑みは消えないまま寧ろ深くなった。
マルコは、触れる肌の温度や、光り方の変わった黒曜石からとっくに悟っていたものの、言葉になった事で一層満足して、ゆったりと口の端を持ち上げた。
「まァな」
「うわ、オッサン」
「うるせェよい」
自分が思いついておいて、と、不当な非難にマルコは眉を寄せてみせる。
けれどエースには、やけに優しい蒼色しか見えていなかったし、マルコが柔らかく逃がした息を濡れた唇に感じることが出来たので、彼がまだ笑っている事が知れた。
もう一度、それからまた、もう一度。
やけに丁寧に重ねれば、まだ会話を続けているようで、他には要らないと、エースは思った。
もう、意味を成すものは引っ込めて、するとそれは、身体の内に満ちる気がする。
そしてそれは、相手の指が、唇が、舌先が、触れる度に、きっとそこから流れ込んで相手に伝わる。
だから忙しない呼吸と、耳を塞ぎたくなる音のみで満ちていく、それでいい。
だっておれにも、聴こえる気がするのだ。
流れ込んで、来るのだ。
お前が生まれて来たことに、感謝してるんだ エース。
触れた時には違った体温が、同じに熱くなっていくのが嬉しい。
もっと声を聴きたいと思い、言葉を交わしたいと思い、けれどその間も惜しいと思う。
ジレンマの中で結局、言葉どころか呼吸さえも奪い合う、この閉塞感は幸せでしかない。
は、と隙間に漏れたエースの吐息は苦しげな癖に、まるっきり嗤う時のそれでもあった。
「溺れるって…こーゆー、ことかよ」
この言葉はつまり、そう形容出来る程の欲情を白状したようなものだったが、エースがそれに気付くことはなく、含んだ笑みは消えないまま寧ろ深くなった。
マルコは、触れる肌の温度や、光り方の変わった黒曜石からとっくに悟っていたものの、言葉になった事で一層満足して、ゆったりと口の端を持ち上げた。
「まァな」
「うわ、オッサン」
「うるせェよい」
自分が思いついておいて、と、不当な非難にマルコは眉を寄せてみせる。
けれどエースには、やけに優しい蒼色しか見えていなかったし、マルコが柔らかく逃がした息を濡れた唇に感じることが出来たので、彼がまだ笑っている事が知れた。
もう一度、それからまた、もう一度。
やけに丁寧に重ねれば、まだ会話を続けているようで、他には要らないと、エースは思った。
もう、意味を成すものは引っ込めて、するとそれは、身体の内に満ちる気がする。
そしてそれは、相手の指が、唇が、舌先が、触れる度に、きっとそこから流れ込んで相手に伝わる。
だから忙しない呼吸と、耳を塞ぎたくなる音のみで満ちていく、それでいい。
だっておれにも、聴こえる気がするのだ。
流れ込んで、来るのだ。
お前が生まれて来たことに、感謝してるんだ エース。
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