相も変わらず、お題合戦な日々です。
原稿なうなのです、頑張るー！

本日のお題『セパタクロー』

ってなに？
と、なりました。まさかのお題の正体を調べる作業から始めることに…。やりおる。


うぃき先生にお伺いしたところ、
セパタクロー（SepakTakraw）は、東南アジア各地で9世紀ごろから行われている球技。セパはマレー語で「蹴る」、タクローはタイ語で「ボール」を意味する。
ボールを手ではなく足（キック）や頭（ヘディング）で扱う点ではサッカーや蹴鞠を連想させるが、テニスやバレーボールなどと同様、境界にネットを置いたコートを使用することから『足のバレーボール』とも呼ばれる。
一般的には１チーム３人だが、種目によって２人が１組となって争う。

…んだそうです。



「マルコー！運動しようぜ！」
「どうした積極的だな？」
「へ？なに…え、ちょ、いやいやいやいや」
「どうした、誘っておいてそりゃあねェだろい」
「違う違う違うって馬鹿か！」

というベタから始まり。

「スポーツだよ！スポーツしようっつってんの」
「だから夜のス」
「燃やすぞ！！」
「つれねェな」
「つかまだ昼だし！！」
「分かったよい、夜にな」
「……遊んでんじゃねェよ」

というベタに続き。

「わざわざ年寄りの身体に鞭打たせるんだ、褒美の一つや二つあるんだろうな？」
「くっそ、こんな時だけ…イイぜ、おれに勝ったらな」
「…へェ？」
「種目は、そーだなァ…」
「セパタクロー」
「せぱ…？なに？」
「セパタクロー。お前みてェな若者と戦うんだ、種目くれェこっちに決めさせろよい」
「いい…けど…なんだそりゃ？」

となる。
マルコはあれですもんね、あの美脚から繰り出される足技が素晴らしかったからきっと上手いよ。
エースも勿論運動全般にハイセンスだから凄く良い戦いになると思うけども。
でも、初めてやるスポーツの、イメージすらもまったく湧かないエースに、とても自分に都合の良いルールばかり適当に教えて楽しむ意地悪なマルコと、こう…？こうか？って頑張って従ってみるエースも可愛いな。
マルコも、セパタクローってスポーツがあるってことしか知らなくて、そもそもからかうの目的、みたいな。
自分に有利で、でもそれなりにゲーム性のある口から出任せで、楽しく過ごして、勝って、夜も美味しくいただいて。
後日、調べたけどあんなのじゃなかったって怒鳴り込んできてぷりぷりするエースかわいい。


えー、まったく私が知らなかったのでいつも以上に薄っぺらな内容になってしまいましたが…

「メジャーな競技じゃないから、世界は無理でも国内くらい簡単にトップ取れるんじゃねェ？」的な半端な気持ちのチームを完膚無きまでに叩きのめし、スポーツマン精神とセパタクローの熱さを伝えるスポ根マルエーを真面目に考えたらそれは凄く楽しいに違いないと思った。


［しずまる］