もう、目を瞑ってもなぞれる。
視覚に頼ってやっと感じる、
半ば思い込みのような微かなおうとつ。

ほこり、で、
あかし、で、
きずな、で

どれもまだ、
擽ったいような、
むずむずと堪らなくなるものたちを
この胸はなんて堂々と
抱いているんだろう


つい、目を細めて見守る。
痛みに頼ってやっと進んだ
永く決め込んだ孤独とのしめやかな決別を

決意、で、
覚悟、で、
未来、で

どれも全く、
未熟で青臭くて、
据わりの悪くなるものたちを
あの背はなんて眩しく
誇っているのだろう


背負う事ばかりを選ぶ若者は、
なぞるたびに憧れ、
抱き締める事も上手な男は、
たどるたびに焦がれる。



なんつってなんだかポエミー！うーん気恥ずかしいですね！
二人の誇りをぼんやりと眺めてたらこうなりました。
息抜き、です、
決して、現実逃避…とかでは、とかでは…！

エースが誇りを彫ったタイミングとか心情について、いつか、これかも！って思える妄想に行き着けたら書きたいんですが、なかなか難しいです。


［しずまる］