更新停止しました。
ありがとうございました!
[PR]
2024.11.16 Saturday
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
夏のおわり
2012.08.30 Thursday
お久しぶりですしずまるです。
もりもり妄想したいんですけど、
ちょっとばかりバタバタと過ごしております、ふひー。
でもこんなまま夏をおわらせてたまるか…!
もっと夏なまるえーをもぐもぐしたいんだ私は…!!
たとえば。
暑くて忙しくて忌々しい夏を過ごすマルコの元に、
深夜、エースからいきなりの着信が。
「よい」
「いま元気か?」
「まァ、な」
「じゃあ付き合って!」
「店は」
「河原!」
「…知らねェな」
「違うって、河原だ」
「はァ?」
あああ「よい」って電話に出るマルコの愛しさに驚いた!(余談)
この2人、飲み友達というか、家の近所の飲み屋で会って、なんか成り行きで交流が深まって、みたいなイメージです。たぶん、まだ恋人としてとか付き合ってない。
時折、飲みに行こうぜ、って気分の時に連絡をし合う関係。だからお互いの名前の表示で電話が鳴った瞬間から、行くぞっていうモードへの移行が早い、のですが
「花火しよう!」
「……そこまで元気じゃねェよい…」
意外性の男、エース。
聞けば、今年まだ花火をやってない事にふっと気付いて、
このままでは悔いが残る!と誘いをかけた、的な。
もちろん、毎年ふたりで花火をする、なんて恒例はありません。
けどなんだか、
エースの電話を受けた時点で、心の腰は持ち上げてしまったし、
まくしたてられてるうちに、そうかもう夏も終わるのか、なんて思ってしまって、
「わかったよい」なんて言ってしまうのは仕方ないと思います。
明日に備えて寝るだけだった筈の夜中に、
間抜けなことにバケツなんかぶら下げて、
徒歩の距離の河原に向かうマルコ。
エースは街灯の下、いつも待ち合わせる繁華街と対照的な暗がりにぽつんと立ってて、
ホームセンターで買って来たらしいでっかい袋の、大量なセットの花火を抱えて待っていて。
いつもと違うな、っていうのをなんとなく意識する、より、
(…あんなにやる気かよい…)って思っちゃう。
でも久しぶりに興じる花火は、
思ってたよりずっと楽しいといいね。
はしゃいで沢山持つエースを子供扱いしたり、
でも、やってる内に年甲斐もない気分になってきて、
普段なら咎める正しくない遊び方も一緒にしちゃったり?
「良い歳して何やってんだかなァ」
「はは、いーじゃん!もーおれの事、ガキ扱い出来ねーな!」
って。
楽しくやってたら、派手なやつはあっという間に終わるかな。
あっという間な気がするだけで、きっとそれなりの時間ははしゃいだだろうけど。
残った線香花火にエースが、
「もーこんだけだ」って惜しむ様な言葉に反して、一気に握って点火しようとしたのを止めて、
「若ェのにはこの良さが分からねェかよい」
って、一つだけ咲かせて。
「おっさん臭ェ」って笑いながらエースも、一つだけ。
はしゃいだ時間の満足感と、
儚気な種類の花火と、それに照らされるお互いと。
なんかまずいぞ、って思うのに充分な雰囲気に落ち着かなくなるエース。
「お、男同士で、なにやってんだろな」
「いいだろい、別に」
お前が誘ったくせに、って笑った顔も照らされてて、
エースは何も言えなくなって、
この灯りが、朱くてよかった、と、思う。
とか!
元ネタありです。友人より。
電話の「いま元気?」という誘い出す気満々な問い方はそのまま。あれにギュンときた…!
行けなかったけど、マルエーが幸せで幸せです。はふう。
[しずまる]
もりもり妄想したいんですけど、
ちょっとばかりバタバタと過ごしております、ふひー。
でもこんなまま夏をおわらせてたまるか…!
もっと夏なまるえーをもぐもぐしたいんだ私は…!!
たとえば。
暑くて忙しくて忌々しい夏を過ごすマルコの元に、
深夜、エースからいきなりの着信が。
「よい」
「いま元気か?」
「まァ、な」
「じゃあ付き合って!」
「店は」
「河原!」
「…知らねェな」
「違うって、河原だ」
「はァ?」
あああ「よい」って電話に出るマルコの愛しさに驚いた!(余談)
この2人、飲み友達というか、家の近所の飲み屋で会って、なんか成り行きで交流が深まって、みたいなイメージです。たぶん、まだ恋人としてとか付き合ってない。
時折、飲みに行こうぜ、って気分の時に連絡をし合う関係。だからお互いの名前の表示で電話が鳴った瞬間から、行くぞっていうモードへの移行が早い、のですが
「花火しよう!」
「……そこまで元気じゃねェよい…」
意外性の男、エース。
聞けば、今年まだ花火をやってない事にふっと気付いて、
このままでは悔いが残る!と誘いをかけた、的な。
もちろん、毎年ふたりで花火をする、なんて恒例はありません。
けどなんだか、
エースの電話を受けた時点で、心の腰は持ち上げてしまったし、
まくしたてられてるうちに、そうかもう夏も終わるのか、なんて思ってしまって、
「わかったよい」なんて言ってしまうのは仕方ないと思います。
明日に備えて寝るだけだった筈の夜中に、
間抜けなことにバケツなんかぶら下げて、
徒歩の距離の河原に向かうマルコ。
エースは街灯の下、いつも待ち合わせる繁華街と対照的な暗がりにぽつんと立ってて、
ホームセンターで買って来たらしいでっかい袋の、大量なセットの花火を抱えて待っていて。
いつもと違うな、っていうのをなんとなく意識する、より、
(…あんなにやる気かよい…)って思っちゃう。
でも久しぶりに興じる花火は、
思ってたよりずっと楽しいといいね。
はしゃいで沢山持つエースを子供扱いしたり、
でも、やってる内に年甲斐もない気分になってきて、
普段なら咎める正しくない遊び方も一緒にしちゃったり?
「良い歳して何やってんだかなァ」
「はは、いーじゃん!もーおれの事、ガキ扱い出来ねーな!」
って。
楽しくやってたら、派手なやつはあっという間に終わるかな。
あっという間な気がするだけで、きっとそれなりの時間ははしゃいだだろうけど。
残った線香花火にエースが、
「もーこんだけだ」って惜しむ様な言葉に反して、一気に握って点火しようとしたのを止めて、
「若ェのにはこの良さが分からねェかよい」
って、一つだけ咲かせて。
「おっさん臭ェ」って笑いながらエースも、一つだけ。
はしゃいだ時間の満足感と、
儚気な種類の花火と、それに照らされるお互いと。
なんかまずいぞ、って思うのに充分な雰囲気に落ち着かなくなるエース。
「お、男同士で、なにやってんだろな」
「いいだろい、別に」
お前が誘ったくせに、って笑った顔も照らされてて、
エースは何も言えなくなって、
この灯りが、朱くてよかった、と、思う。
とか!
元ネタありです。友人より。
電話の「いま元気?」という誘い出す気満々な問い方はそのまま。あれにギュンときた…!
行けなかったけど、マルエーが幸せで幸せです。はふう。
[しずまる]
PR