同じネタ３日目の今日、いかがお過ごしでしょうか…

ね、はい。缶のコンポタ。
最後の一粒に苦戦する…冬のあるあるですよね。
エースには、諦めて欲しくない…そう思います。

覗き込み、振り、狙いをつけ勢い良く天を仰ぎ、トントンして、
なんなら舌を使ってなんとかしようとしてみる。触る…けれど取れはしない…！
そういう四苦八苦を、してる姿をマルコに見られる所までがセットな訳ですが、
それが初対面とかでもいいし。
ちょっとイキがってて、大抵は授業サボって屋上に居てたまに教室に居る時は窓際一番後ろの机で頬杖ついて窓の外の景色の向こうに何かを見てて大体顔のどこかに喧嘩の痕がある…そんな不良（笑）のエースがコーンの粒にかなり本気で挑み続けてるのを教師マルコが目撃して思いっくそ噴き出して笑われて、その音に驚いた拍子に缶を強く叩きすぎて缶が前歯にクリーンヒットしてカーンって音にマルコさらに笑うし、痛いやら恥ずかしいやら最低だ！っていうダッサいところがとても見たいです。
こんな事で、相当な弱みを握られたような気分になるエースを、マルコは愛しくなってしまうでしょうよ。

缶の手前をちょっと凹ませてやると、中の水流？がうまいこといって粒が残りにくくなる…的な事を何かで見ました（曖昧にも程がある）
「ほら…こうして飲んでみろよい」
って教えてそっと缶をペコッとやるマルコがいっけめーーーん！！！って思ってるんですけどちょっと眠った方がいいですかね。
それで本当に一粒残らず飲む事が出来たら、エースが（マルコいっけめーーーん！！！）って思う番だ、とも思ってます。

しかしなんかエースにコンポタ似合うなぁ。
マルコは隣でコーヒーでも、案外おしるこでもいい。
コンビニの前や駅のホームで、あったかい缶で両掌を温めてて、

こいつの手があったけェのに
（おれの手は冷えてねェのに）
ここでなければなー

とかお互いに思ってる系のベタとか好きですー。


そういえば最近は、飲み口が広く粒の引っかかるところもないキャップボトルタイプの缶のもあるらしいですね。飲みたくて飲むものな筈なんでありがたいような、でも、醍醐味を欠くような。
エースには「そういうんじゃねェだろ」と憤って欲しい気がします。
あと、
最後の一粒に挑み疲れて既に冷えきった缶を一旦下ろし、
「…諦めて捨てられてく奴らが、何粒いるんだろうな」
ってシリアスな顔で呟き（情緒は割と安定しているけれど如何せん食について真剣すぎる）再び闘い始めるエースと、こんな時どんな顔をすればいいのかわからないマルコが見たいです。笑えばいいと思うよ。


［しずまる］