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居るだけで

先日友人が、原稿の手伝いに家に来てくれました。
お願いしたのは、背後で漫画に読み耽っていただいたり、寝ていただいたりと、ともかく同じ空間で好きに過ごしていただく係です。
そして私は「なんのお構いもしませんで…」を極めるかたちで執筆。
原稿中、人が居るっていうだけで現実逃避が防止されて、なんか集中力が増すんですよね。
不思議なもんです。

原作な世界観で書類仕事中なマルコとか、小説家マルコとかが忙しくしてる部屋に、
「邪魔しねェから」
って、傍に居たがってエースが押しかけて。
そんで勝手に待ちくたびれてベッドに寝てるエースに、
マルコは実は助けられて仕事してたりとか、いいなぁ。

目が覚めたエースは、
何しに来てたんだおれ、頑張ってるマルコの横で寝ちまうなんて!ってうわあああってなって。

「ごめん、マルコ!あんたが仕事してんのにおれ」
「良いんだよいお前は、此処に居るだけで」
「なんだよ、邪魔すると思ってんのか」
「馬鹿。もっと素直に受け取らねェかい」

ぎゅー。みたいな!



よっし。

家に来てくれたその友達が差し入れとして、
パインアメと、特濃ミルクあめをセットでくれました。えろい。

情熱のマンゴーソースプリンを、油性マジックで強引に
情熱のマルコソースプリンにしてくれました。えろい。

さっき自販機で、
パイナップルカルピスを見つけました。えろい。

これらを見て、ドキドキしちゃうエース。かわいい。



2つのアメを同時に舐めて悶々としながら、
原稿がんばりまーす。

[しずまる]

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写真2

ちょいと昨日の妄想引っ張ります。


高校かな。
マルコが、エースの担任でした。
意識していて、っていうか完全に恋をしていて。
でも、何も言い出せずに、ただの生徒のままで卒業したエース。

暫くは焦がれることもあったけど、
卒業後の新しい生活の中で、少しづつ思い出にしていって。
そして数年。

同窓会とかやっちゃって。
で、久々の再会。うっかり高鳴る胸。でも、それほど激しい感情じゃなく、
(あー、やっぱ格好良いや)
くらい。

でも、同窓生の誰かが、
「これ持ってきた、懐かしいだろ」
って広げた卒業アルバム。
イベントごとで撮った写真がわちゃっと乗ってるページを見て、一枚ずつ、その場に居る奴が写ってたらイジリながら懐かしみながら見ていって、
その間、いつもクラスの中心にいたエースは、修学旅行とかで悪ノリしてる変な写真があったり、体育祭とかで活躍してるシーンもあったり、大人気。
でも、最後の方のページにあった、クラスの集合写真。
そこで、エースはマルコの隣に写っていて、そこに、当時の恋心が写っていて。
そうとわかるのは自分だけだけど。
それ見た瞬間に何かたまらなくなって、下手にイジられる前にと慌てて、
「おれちょっと便所」
とか言って席を離れるエース。

店のトイレの洗面台の前で、
席に戻る頃にはあの話終わってるだろうか、もう少しゆっくり戻った方が良いだろうか、てゆーかどんな顔で戻ろうかってぐるぐると考え込んで、 そしてもう一度、マルコの顔を思い出して。

「畜生……まだ…好きだ」

その時、ガチャリと扉の音。

「!」
「どうした、飲みすぎたかい」
「い…いや…」

現れちゃったその人に動揺して、
まさかさっきの独り言を聞かれてはいないよなと狼狽して。

「まだ、アルバムで盛り上がってるよい」
「そ、そーか…飽きねェなぁ、あいつら…」

まだ戻らなくて良かったと安心すべきなのか、
こうして当人と会ってしまってる状況的には、戻っていれば良かったと後悔すべきなのか。
もうよく分からなくて変な汗が出てきて。

「じゃ、おれ…」
「おれも、飽きもしねェで見てたよい」
「え…」

逃げ出したいような気持ちで、先に戻ると切り出そうとしたら、
被せられた言葉についマルコの顔を見て、
そしたらえらく真剣な表情だったのでまた狼狽して。

「さっきの、集合写真」
「っ…!」
「気ィ持たせる…可愛いツラで写りやがって」
「なっ、なな…」
「今もだ」

言いながら、マルコがもう目の前まで近付いていて。

「エース」
「…な…に」
「おれ達はもう、生徒と教師じゃねェ」
「…だから…?」

ドッキドッキして、
ワケが分からなくて聞いて、
そしたらマルコは小さく苦笑して

「お前、二次会は?」
「へ…決めて、ねェけど」
「行くな」
「はい?」
「付き合え」

数年越しの想いを、マルコはもう伝えたも同然な気持ちなんだけれど、エースが付いて来れてないのは明らかです。
でもしっかり言葉にするのも、こんな所でってのはあれかなぁと。でももう少し分かり易くないとなぁ、とも。
思ったのだと思います。
口をあんぐりさせているエースに笑ってもう一度。

「おれと、付き合え」



こんな感じに派生しましたー。



[しずまる]

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写真

先日、詠留の家で読んだ漫画に出てきた少年が可愛かったです。
日曜の朝に活躍するヒーローのファンで、遊園地で僕と握手!なイベントで憧れのヒーローとの記念写真を撮ったんだけど、緊張して変な顔で写ってて。
でも一緒に写ってる写真が嬉しくて、それを誇らしげに見せてまわる少年。

で、ですね。
なんかそこからぽわわわーんてなりまして。


エースが友人と撮った写真で、テンション上がってたんだろう瞬間を写されて、
なんか変顔だったりしたら、自ら爆笑しながら見せて回る気がする。

でも、マルコ(片思い中)と写ってる写真に、ちょっと変な顔で写っちゃったりしてたら、
その表情の理由が緊張だと自覚してるもんだから、その写りを見てあわわわってなって、
人に見せるのを嫌がったら可愛いいいい。


なんか写真に台詞付けて遊んだりとかするじゃないですか。
で、サッチあたりに、バレてか偶然かわからないけれど、
「マルコ好き好き~」みたいなアテレコをされて爆発するエースとか。
もー、エース可愛いなちくしょう!!


[しずまる]
 

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忘れ物をした日

昨日、携帯音楽プレーヤーを忘れて出かけてしまいました。
駅までと電車の中と、大体いつも何か聴いてるのでなんか足りないし、
忘れたのが、今日これ歩きながら聴こう!って思った曲を追加しようと出がけのバタバタの中でPCに繋いだ所為だったので、なんというか無念でしたー。

エースが、そんな状況だったら。

いつもは音楽聴きながら過ごしてる時間に、それが足りなくて、
なんかちぇーって思いながら…ホームで電車待ちとかかなー。
そしたら何となく耳に入ってきた声。
で、その語尾。

(…よい…?)

何となく振り返って声の主を探したら、
何やら電話中の、リーマン風の男を発見。しかもあの風貌である。
ええええって思ってちょっと見ていてしまって。
なんか視線が合いそうになって慌てて前を向いて、
でもそれからも、電話が切れるまで背中から聴こえる声に集中して、
気になる語尾を数えたりして。

とかそんな出会い方を妄想しました。


その日から、いつも通りプレーヤーを持ってる日でも、その時だけ聴かずに周りを気にしたり。
でも、その日以来、姿を見つけることは出来ても、声は聴けなくて。
で、
(おれ…なんで、あんなオッサンの声聴きてェとか…んな訳ねェ)
とか、言い聞かせて諦めて、プレーヤー取り出して音楽聴き始めて。
そしたら、少しして、肩を叩かれて。
「おい」
「…え?、何」
「落としたよい」
「わ、うわ、…どーも」
プレーヤー出した時になんか引っ掛けて落としたんだね。
なんつって、ベタに発展。

のちのち、なんか忘れ物した時に、

「ああー!忘れ物した!!」
「お前なァ…、取りに戻るかい?」
「んん~…、良ィや、イイ事あるかも知んねェし」
「何だよい、そりゃ」
「別に?なんでもねェ!」

とかいうエース可愛いなぁ…。


[しずまる]

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電話の声
マルコに、エースからの電話がかかります。
ちょっと疲れて、今日は早く寝ようかともう風呂とかも済ませて、そんな時。
でも、エースの声を聞けるのは嬉しいマルコ。

「ルコ!」
「ああ、どうした」

繋がった!の瞬間に叫ぶもんだから、エースからの電話の始めは、
だいたい「マルコ!」が途中からしか聞こえなかったりすると可愛いです。

エースはルフィのもと(実家?)に行ってて暫く居なくて。
もう何日か、直接逢ってないので、声が聴きたくなってかけたエースですが、
なんせ溺愛する弟と一緒に居る数日間だったので、話すことのほとんどが弟のことです。
こりゃあ暫く止まらないな、と覚悟したマルコは、やりかけてた事を片付けたりしながら聞いてます。

…マルコが何かしながら肩と顎で受話器を挟んで電話してる姿、堪らなく興奮します(私情)

あとは寝るだけの状態で寝室に篭り、ベッドに座って、暫くして寝転んで、
ずっとエースの声を聞いています。内容はともかく。
で、目の前に居るときに、弟の話ばっかりされたら、なんだか面白くなくてその口塞いでやろうか、とか考えるし実際そうするのに、今日はただただ楽しそうに話し続ける声が心地いいなとぼんやり思って。
マルコさんだいぶおねむですねこれ。
その心地よさの中で、襲い来る睡魔。
少し名残惜しく思いながらも、欠伸が止まらなくなってきたので
「エース」
「ん?」
「は…(欠伸)」
「…マルコ?どした?」
「何でもねェ…悪ィな、帰ったらまた聞かせろい」
「え」
「おやすみ」

プツ、ツーツー…
そんな感じで電話は終わり、マルコは夢の中へ。

で、夜明け前。
ドタドタいう音で目を覚ますマルコ。

「ん…エース…?」
「マルコ!」
「お前…なんで此処に」
「大丈夫か!?」
「…何が」
「何がじゃねーよ、泣いてたろ?」
「はァ?」
「あれ?違うのか?」
「…何言ってんだ」
「だってよ、切る時の声ヘンだったし…ルフィの話黙って聞いてくれてんのも珍しィっつーか、なんかあったかと…」
「お前…よくそんな想像出来たもんだよい」

ただ眠かっただけのマルコ、まさかの勘違いに唖然です。
でも、ふと時計みて更に驚いて。時間から推測するに、電話の後すぐに飛び出したものの途中で電車が無くなって、そこからは自分の足で帰ってきたんじゃないかと。
で、そう思って改めて見たら、汗で額に前髪が張り付いてるのに気付いて。
それを指先で梳かしてやって

「それで帰ってきたのか?」
「…そうだよ」
「ありがとうよい」
「…おう」
「お前が足りなくて、泣いちまう所だった」
「ふは、ウソつけ」

で、引っ張り込まれてしまえばいいよ。
「おれ、汗、かいて」
「関係ねェ」
的な感じで。
エースが誤解しちゃった理由に、
自分自身が、マルコに逢いたくてしょーがなくなっちゃって電話したからってのがあればいい。


あ、寝起きで電話をとったマルコを、
体調が悪いんだと思ってプリンとかポカリとか食材買い込んで訪ねるエース、
とかでもいいな…むしろそっちの方が有り得るな…と今更思いましたー。


[しずまる]

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プロフィール
HN:
とど”まるこ”とをしらない人達
年齢:
14
HP:
性別:
女性
誕生日:
2010/11/22
職業:
モビーディック観察
趣味:
妄想
自己紹介:
マルコがエロ過ぎて心がやす”まるこ”とがない やすまると
マルコが男前過ぎて萌がしず”まるこ”とがない しずまるです。
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